観光シーズン到来!
石垣島の観光シーズン。
夏はもちろんなんですが
いつからスタートかというと
2月後半からスタートしはじめます。
これは私が旅行業をやっていた時からなのですが
理由として
飛行機の値段が高くない
(夏に比べて)
気温が高すぎず過ごしやすい
というのも
こちらに来やすい要因のひとつかと。
ちなみにこちらの海開きは
3月です!
2024年は3月16日。
もちろん日本で一番早い海開き。
これから盛り上がっていく石垣島。
観光地「石垣島」に今不足しているものって…
色々あります…そんな色々を
述べていきます。
足りないもの①タクシー
私自身は飲んだ帰りに
たまに利用するくらいなのですが
それでも周りの知り合いが言うのが
「タクシーが足りない」
との言葉。
たまに島にクルーズ船が来るのですが
その時に島のタクシーが足りず
沢山のクルーズ船に乗っている方が
タクシー乗り場に長蛇の列を作っているようです。
確かに飲み屋街でタクシーはすぐにつかまるのですが
それ以外の場所でタクシーを走ってはいるんですが
けっこう「実車」が多くて
「空車」をあまり見かけません。
なので配車センターに連絡をいれるのですが
大体予約を受けて配車されることが多く
「10~15分後に行きます」
と言われることもしばしば。
これが「早いのか、遅いのか」
そこは認識により異なりますが
「すぐ」ではないことは確か。
そんな状況を打破するため
2024年4月から
「石垣版ライドシェア」という制度が
導入されるという話が持ち上がっています。
いわば個人版「GO」「Ubar」のようなもの。
前払いで車を予約して
乗車、下車ができるシステム。
島民として
「乗車してもらう側」を
経験できるかも。
空いた時間を利用してアルバイトも…?
ちょっとよこしまな思いも持ちつつ
新しい事にトライするのは
見ていても楽しいです。
自分が参加するかは
元ペーパードライバーとして
もう少し考慮していきたいと思います。。
足りないもの②レンタカー
観光地沖縄でレンタカーの不足。
それはコロナ流行の辺りから言われています。
コロナの流行により
一時期日本全国、世界中で
旅行などによる移動ができなくなりました。
その為打撃を受けた業界の一つが
レンタカー業界。
観光客が来ないためにレンタカーは在庫過多、
そして顧客需要がないために維持もできない。
そんな理由で在庫を手放した業者さんも多いと聞きます。
一説では全体の在庫の3割が減ったのだとか。
且つ沖縄では塩害により
車の入れ替えもあるのでしょうが
重要がない為にそれも行われないまま
コロナ流行が落ち着き
観光客が戻りだします。
と、思ったら
あっという間にたくさんの観光客が
連休などに旅行で沖縄へ。
基本車は内地から持ってくるので
旅行客が来る速度と
車が船便で本島や石垣島に
来るのがどちらが早いか。
旅行客は基本飛行機で来るので
必然として車が足りなくなってきます。
私自身は知人から車を借りたり
カーシェアリングをしたりしていたので
レンタカーの不足は
そこまで感じていなかったのですが
特に本島では
未だレンタカーの不足が言われている
且つレンタル料金の高騰が言われています。
そしてこちら石垣島もしかり。
沢山の車の補充が終われば
このような状況は改善されるかもしれませんが
こちらは波の状況、台風の状況など
船便には色んな障害もあり
もうしばらく時間がかかると
考えてもよいかもです。
その代わりと言ってはなんですが
島にはカーシェアリングなど
島で車を所有している人たちのものを
使用したりと
お得に、すぐに利用可能な手段もあります。
先述した「ライドシェア」も軌道に乗れば
車を使った観光に一役買うかもしれません。
足りないもの③人手
これは、今私が職場で切実に感じていること。
私は望んでこの島に来て働いていますが
やはり「島」であるが故に
多数の人手は島外から手配する必要がある
そして、中々定着しない
そんな状況があります。
島に来る方は
観光で来る方、そして
「観光地、石垣島で働きたい」
そんな方も多く訪れます。
ここで貴重な人手としては
いわゆる「リゾートバイト」
という、短期から長期で滞在される人材。
しかしその皆さんは
長期とは言っても
半年~1年くらいの方も多い状況であり
いかにそんな人材を継続して雇用していくか
そこも課題であると感じます。
なぜなら「移住して」まで
ここで働こう!という人材は
中々いない存在であるからです。
あとは人材として考え得るのは
「ダブルワーク」で働ける人たち。
こちらでは賃金は全国に比べると
残念ながら高くないために
メインとサブ
メインの仕事を2つ以上かけ持ちする事で
収入を得る人が多くいらっしゃいます。
島自体もそれ自体には寛容で
求人には「ダブルワークOK」と
記載されているところも多いです。
それが成り立つのは
島内の移動が時間がかかることがあまりなく
(かかっても車で30分以下)
直接時間を勤務時間に反映しやすい
そういった状況も
ダブルワークしやすい要因のひとつであると思います。
『沢山の人に島を楽しんで欲しい
でも、その受け皿を作るには
人手が足りない』
中々、すぐには解決できない問題だなと思います。
島だから、確保できないものが…
車や人は、島で全部賄うには
限界がある
(車は車本体と「運転する人」が必要)
だからこそ
どうやってこれからそれらを
確保していったらいいのか
これは今に限らず
こういった島の観光業としては
今までも、これからも
課題としてあるものなのかもしれません。
人手は…
私個人としてですが
賃金の問題も多分にあるのかもしれないと思います。
沖縄の最低賃金は全国でも低い方。
ある程度の賃金保証ができるところがあれば
人手は確保できるかもしれないなと思いますが
それをやってくれる企業などは
これからでてくるのか。
車に関しては
「カーシェアリング」「ライドシェア」
こういったもので
臨機応変に旅行客に対応ができてくれば
「車での移動」はしやすくなるかもしれません。
先行きは未知数ですが
島に住んでいる人たちはもちろん
沢山の旅行で来られる皆さんにも
幸先の良いものでありますように。
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