石垣島への道のり③ 引っ越し編

沖縄

初・長距離引っ越し

仕事と家の確保(住所の決定)。
これらができた時はすでに現地に向かうまで3週間くらいになっていました。
出社日などの関係もあり、現地入りの日はすでに決めていて

さて、あとは荷物を送るだけ。

「だけ」って、これがまた大変でした…

何が一番いいの?引っ越しサービス?宅配便?

ひとまず荷物はあとで考えるとして
まずは引っ越し業者を決めなければ!
でも、遠いから引っ越しサービスは高いんだろうな…

と思いましたが、まずは見積もりを取ってみないことにはわからない。
さっそく引っ越し業者の比較サイトに登録しようと住所を入力しました。

結構色んな業者に「サービス圏外」と言われ断られました…

これが「離島」か。
徐々に、自分が引っ越しするのが「かなり遠い所」なんだと実感がわいてきて。
「こんなことに自分はチャレンジしているんだ」と
ニヤニヤしてきました。不謹慎ですが、面白くてワクワクして。
「トラブル、不慮の事態」はサービス業なので色々対処してきたつもりですが
ここにきて「仕事魂」に、ぽ、と火が。
必ず、納得のいく方法で現地に荷物を運んでやる。

離島という「コストパフォーマンス」

ひとまずいくつかインターネットを検索して
やっと見積もりをしてくれる業者さんが見つかり
自宅に来て見積もりをお願いすることができました。

以前引っ越しをしたのは10年以上前。
関西は関東と違い何年か毎の「家賃の引き上げ」があまり習慣としてなく
私が住んでいた物件もそのようなところで(実はたまに不動産で周辺の物件を見ると
結構家賃が上がっていてびっくりすることも)久々の引っ越し業者の方とのやりとり。

当日、腰の低い人の好さそうな営業の方が来られて見積もりをしていただきました。
私のその時の希望の荷物として以下のものになります。
・家電2種(冷蔵庫、電子レンジ)
・二人用テーブル、レンジ棚
・ロフトベッド(机とベッドのセット)
・衣装ケース3つ、台所用収納ケース2つ
・台所用品一式
その時よりも手狭な家に引っ越しをするのですが
多めに持って行って、あとは現地でいらないものを捨てていこう。
と、当時は思っていました。

そして見積もりですが
現地のコンテナの手配、トラックの手配と色々連絡を取っていただきました。
コンテナ、という話を聞いた時「あれ?」といやーな予感が。
コンテナを利用するとその場所代がトラック、人件費にプラスされて
更に値段上がるんじゃない?
やばいんじゃない?

結果。

28万円

という金額が出てきて「マジか…」と思わずつぶやきました。
想像の斜め上の金額。
一人暮らしの引っ越しの金額。
「ちょっと、考えさせてください」

既に交通の手配を仮手配してもらっていたのですが
さすがに即「決定」するには後のもろもろの費用がかかることを思い
決められませんでした。
営業の方には「翌日必ず決めて、ご連絡します!」と懇願して帰っていただきました。

誰に相談しよう。そうだ、検索しよう

夕方に見積もりをしてもらって、その後
「どうしよう…」
現地にいる知り合いはほとんどの荷物を実家または別の所においてほとんど現地に
荷物は持ってきていない。
他にこういう経験をしている知人を思いつかない。
「そうだ、検索してみよう」

パソコンで「離島、引っ越し」を検索すると
離島に引っ越しをして暮らしている先人たちのブログが検索に上がってきて
それを片っ端から読んでいきました。
それを見てでてきた答えとして

・単身での引っ越しサービスは20万後半~30万前半
・家族連れだと4,50万はかかる
・コンテナを使うと使用料がよりプラスになり、高くなる
・出発地~船~現地港~目的地までの運送料、船コンテナ代、トラック代、その場での
 スタッフ代の内訳

そりゃこれだけかかるし、見積もりはぼったくりもされていない。
少し安心しましたが、「いや、高いやろ。どうするねん」

結論→ゆうパック最強説!

そこでさらに調べると出てきたのが
「ゆうパックで荷物を送る」という方法。

一般の宅急便は大きさに加えて「重さ」も加味されますが
ゆうパックは基本「25キロ」までは料金変わらず
30キロだと「重量ゆうパック」という25~30キロ対応のゆうパックもあり
料金は160サイズで3,180円/1個(関西~沖縄まで)
そして持ち込みは個数が多すぎて不可能ですが
複数口割引が1個につき60円。でも、「塵も積もれば山となる」
すこしの割引でもありがたい。
そして、荷物がいくつもあっても10万は越えないだろう。
「GO」だ。

ということで、翌日引っ越し業者の方には「申し訳ないです~、お金がなくて…」
と断りをいれて、方針が決定。

番外編/ヤマト家財便

荷物は箱詰めですべて送る。

ゆうパックで決めた時点で
「家電は売り払う」か「捨てる」
で確定。
お金を払って中古を運ぶよりはお金を払って新品を買った方が物持ちもする。

ただ、すべての家財具を捨てるのはしのびなく
そこで探して見付けたのは「ヤマト家財便」
100センチ以下のものになりますが
小さな家具や家電は梱包も先方にお任せして送ってもらえるとの事。
これを使ってレンジ台(現在は家財具として使用)、2名用テーブルを送りました。

さきほどお話したゆうパックは結局段ボール140センチと160センチ箱×計11個
金額にして46,180円。

他洗濯機や冷蔵庫、段ボールに入りきらなかった収納ケースなどは全て
不用品引き取り業者の方に引き取ってもらう。
→25,000円。

すべて含めると合計71,180円。

28万→7万円台と3分の1に収めることができました。
インターネットのある時代に生きていて良かった…!

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