石垣島への道のり② 新居探し編

仕事決定、それからそれから

転職活動が終わり
転職先企業より「いつから来れますか?」との話し合い。
6月末から無職、かつ何のバイトなどもしていなかったため
「とりあえず稼がねば」との思いは強く
「1か月後…でいいですか?」と、あっさり石垣島への乗り込みが決定。
と同時に
私の中でゴングが鳴りました。「行く準備をせねば。ファイっ!!」

ゼロからの賃貸物件探し

もちろん関西を離れて他の土地へ行くのは初めて。
転職先企業は当初「引っ越し費用を出す」という話だったのですが
今回の転職は私自身の「石垣島で働きたい」という希望の為
住居の手配や、引っ越しの手配は全て自分でやる。
島に行くための渡航費用は「一切なし」

(↑募集企業によってはIターン転職により現地での初期費用を負担してくれるところもある)

「聞いていた話と違う…」とがっかりしましたが
「会社に色々負担してもらって負い目を作るより、自分でやった方が勉強にもなるし
万が一会社を離れることになっても大きなダメージにはならない」

とプラス思考に考えることにしました。
もちろん辞めるつもりはないですが
数か月で人生を変えてしまった自分を思うと
「何が起こるか分からない」

あと「仕事は戦い」と思っている自分にとって
「家は自分のオアシスであって欲しい」
という事もあり、自分でちゃんと選んで借りよう!ときめました。

中々家が決まらない!

島にいる知り合いに聞くと
「不動産のサイトとかに物件乗ってますよ~」
…ああ、紹介とかはないのか。と甘い考えを打ち砕かれ(いや、自分でやらんと!)
それはそれで「では、見てみよう」と
色んな沖縄や全国区の賃貸物件サイトを見てみました。

率直な感想を述べると
①石垣は「都会の家賃」とそんな変わらない(地方都市の家賃、くらい)
②シャワーオンリー(浴槽のない)物件が多い
③ガスコンロやクーラーは「自分で設置」物件が結構ある
④私の希望の居住地は激戦地

⑤まあまあなドライ対応※あくまで個人の感想です
それぞれ簡単に要因などを考察します。

①は今尚「石垣島に移住者が増えている」という現状から。
噂では「人口の半分が島以外から」という話を聞くくらいです。
今もマンションが至る所に建っています。(建設中)

②はやはり夏の暑さを思うと「浸かってられん!」とシャワーだけの人も多いからかなと。

③物件によっては築数十年のものもあるため、その間に家電が撤去されて
新しいものは自分で入れてくださいというパターンなのかも。
ただ、中の設備が充実しているところはそれなりの家賃でしたので、こういったところで
家賃調整(自分でやすいものを手に入れて設置)ができるのはありがたいかも。

④私の希望居住地は勤務先から近いところでしたが
そこに色んな施設があってそこに勤務する人の出入が激しいため、人の出入があっても
すぐにまたそこに新しい人が住む、という不動産屋さんにとってはありがたい循環。

⑤これは…私がここで受けた始めの「カルチャーショック」だったので
詳しく取り上げます。

「選ぶ」のではなく、「選ばれる」賃貸探し

始めはインターネットサイトで気になる物件をメールで問い合わせをしていたのですが
「商談中」や「もう募集は終わりました」が続いたため
「らちが明かんから、直接聞いてやる!」と現地の不動産会社に
片っ端から電話で連絡をして「物件ないですか?」と聞きまわってました。その際
一つの不動産会社の方から
「まずはご自身のこれからの勤務先など情報を伝えて、住みたい意思をアピールしてみては。
嫌な言い方しますけど僕たちは住む人を選べるので」

と言い放たれました。
正直耳を疑いましたが、気分が悪いというよりもびっくり。
そして「こんな言われ方をされて、こんなところには住みたくない!」ではなく
「そうか。じゃあそのようにやってやろうじゃないか」と逆に燃え。
「1か月後に入社日が決まっている企業がある。収入も正社員で安定しているので家賃も支払えるので、物件を紹介して!」といくつかの不動産屋にアピールし、オンライン内見までこぎつけました。
そこで第2関門が。
「今お客様が一人目のお申し込みです!」と聞いていたので、ほぼ決定だろうと
そこに決めるつもりで屋内の採寸などを荷物の持ち込みを見据えてやってもらおうとした矢先
「あ、他にもご希望の方がいらっしゃるので、最終的に決定してから採寸はされた方が良いかと」
との言葉。

「は?」

「私が一番最初に申し込んだので私が住むのではないのですか?」
「いや~オーナー様がどちらにされるかお決めになるので。他の方はすでに内見お済ませいただいていて、どちらに住んでいただくか審査はこれから1週間ほどお時間いただきます」

…はあ?

怒りを通り越して「なんじゃそりゃ?」の気持ちが強かったのですが
現地に渡るまで1か月を切っていたため
「分かりました。ただし、こちらも入社日は決まっています。1週間ここで待ってからまた別の物件を探すとなると引っ越しなどの手配はさらに遅れて荷物が最悪送れなくなる可能性もありますので
せめて2,3日で決めていただけませんか。もしダメなら別の所を探します」
と、冷静にお伝えをし。

結果、審査は2,3日で通り、無事現在の物件を決めました。
その後採寸を頼むも「うちでは本来やってない業務なので…」と渋られつつも
図ってはくださり、なんとなくの間取りも把握して引っ越しの準備へ。

…多分、私に分配が上がったのは
勤務先の企業がいわゆる「大手で安定している」だったからかなあ、と。

とりあえず大事なのは
「手の内は見せる。ただし、譲れないところは毅然としてしっかりと伝える」

島に行く前から面白い経験、いただきました!笑

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