瀬戸内海生まれの私がびっくりしたこと
石垣島。
「島」ということで、周りは海。
私も瀬戸内海に面したところで
生まれ育った人間ですが
今までの人生の中で一番
「潮風」を感じて生きています。笑
地元で一番潮風を感じていたのは
最寄り駅。(地元で海から一番近かった)
ここでは
「ベランダの窓を開けた所」
それだけ海が近いところに今は住んでいます。
「潮の匂いがする」というよりも
「湿った風が吹くな」という事
ベランダの窓が「白っぽくなる」という事
これが、潮風の影響。
そして、塩害の発端です。
塩害の一端、錆ができる期間
塩害とは
海岸や海の近くの地域で見られる
塩分によって引き起こされる環境問題。
海水の塩分が風や波によって飛散し
土壌や植物、建物に付着する
それによって
植物の生育を妨げたり
建物や構造物の腐食や劣化を引き起こしたりする
と、小難しい書き方をしましたが
潮風の影響で
色んな影響が出ているという事です。
私が見かける、もしくは体験しているものとして
・自転車が錆びる(買って2か月)
・外に置いている金属の物干しが錆びる(買って1か月強?)
・ベランダの窓が潮で白っぽくなる
・見かける車が錆びている
・住んでいる部屋の入口のドア取手が潮で白っぽくなる
どれも海の近い地元でもなかったことばかりで
風の流れがある「島」だから
こんな状況になるのかな、と考えます。
雨上がりにベランダの窓を開けると
地元では「水の匂い」がしましたが
ここでは生臭い「海の匂い」。
「ああ、島に来たんだ」と改めて
感じた瞬間でした。
塩害対策
潮風は止められません。
なので、それに対して
「何らかの対策」を打たなければ。
そう思い
でも手っ取り早いのはなんだろうと
周りの方に聞いてみました。
①自転車、車はこまめに洗う
(塩分を取り除く)
冬は弱く長い雨が降るので
水分が潮を洗い流してくれる
と、思っていたのですが
流せるほど強い水圧の時はあまりないせいか
結局自転車は購入より
2か月を過ぎたあたりから
「あれ、ここ錆びてる?」
という場所がぽつぽつと。
無事!?錆びていました笑
なので、やはりちゃんと細部まで
洗った方がいいのだなと実感。
②外にでているものは定期的に拭く
思えばこまめに拭き掃除をしていないことを
悔やんでいます…
今、外に置いてある物干しは
タオルをかけているところは「錆なし」
前後のところは「錆ができている」
どれだけ塩分含んだ風が吹いてるんだ!?
③車、自転車は錆止め必須
自転車はかなりの錆びついたものでも
意外に乗られているものが多いですが
やはり確実なのは「錆止め」をしてもらう事。
結構外に置かれたままの自転車も多いため
「自転車は錆びて当たり前」と考える人も多いです。
自動車は部品が錆びて
「動かない」という事態にもなってしまう事もある為
「購入するときは錆止めをした方がいい」と
中古車を見に行った車屋さんに
ほぼ100パーセントの確率で言われました。
中まで、錆びる
本州では考えられない…
できてしまった錆をなくせる!?
錆は潮風の影響。という事は
錆びつくことはあまり避けることができない。
では、そうなったらどうするかを
知っておくとすぐに錆を取ることができるのでは。
と思い、錆を取る方法で
すぐにできるような方法を調べてみました。
①酢と塩の混合液
→錆のついた部分に塗り、数時間放置してから洗浄
②レモンジュース
→錆のついた部分に塗り、数時間放置して洗浄
③重曹ペーストを塗る
→重曹と水を混ぜてペースト状にしたものを
錆の部分に塗り、スポンジでこする
④アルミホイルで磨く
→水で湿らせたアルミホイルを錆部分にこする
(錆が転移し取り除くことができる)
⑤サンドペーパーとワイヤーブラシでこする
⑥コークとアルミ箔を使って落とす
→コークに含まれるリン酸が錆びを溶かす
ポイントは「酸」を使い
「酸」で錆を溶かして落とすのと
「磨いて」落とす。
一般に販売されている
さび落とし洗剤や
専用の洗剤もあるでしょうが
身近なもので落とせるのであれば
比較的トライしやすいかなと思います。
面白いのはコークとアルミ箔の組み合わせ。
「これで落ちるんだ!」という驚き。
性格が出る「錆対策」
今回、塩害とそこによって発生する
「錆つき」について調べてみましたが
一番の対策は
こまめに手入れを行う事
これに尽きると思います。
と、いう事は
いかに継続して手入れを行っていくか
錆に対して敏感になるか
そういったところがポイントかなと
思うのですが
ここに来て数か月の私が(錆びつきがひどくないので)
錆に対してそこまで対策を立ててないので
ずっと住んでいる方は
「どうせ、洗っても錆は出てくるしな」と
思われている人も多いのでは、と思います…
もっと錆がついたら、洗おう!磨こう!
と考えてはいるのですが
これから仕事は繁忙期へ(観光業なので)
いつ、この誓いは実行されるのか。
私も他の島人(しまんちゅ)の方と同化し
「あー錆びたなー」と
のんびり眺める時が来るのでしょうか。
(一応今は「早く錆落としに取り掛からないと
落ちなくなってしまう…!」と多少焦ってます)
あまり気にしなくなったら
それこそ、私がここに馴染んだ証。
万歳。
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