島民割引って?
こちらに来てやっと知りました。
離島は他の離島や内地への移動など
交通費がかかります。
そういったコストを少しでも削減するために
沖縄県が離島住民のために設置された運賃で
購入することができるカード
「沖縄県離島住民割引運賃カード」を
設定し申請できるようにしています。
要は沖縄県が「県のお金で移動費お得にします」
というカードがある。という事です。
移動費以外にも特典があったりするとか…?
どんなカードなのか、調べてみました。
島民割引カード/手続の仕方
手続きは石垣市役所にて。
事前に市役所のHPで申込書をダウンロードして
記入して持参も可能。
私は自宅にプリンタなどないので
平日に直接行って記入・手続きしに行きました。
必要なものは以下2点
・本人確認資料
(マイナンバーカード、運転免許証、保険証等)
・顔写真(3×2.5、3か月以内に撮影したもの)
手続きは市民課にて。
電光掲示板のあるところに
記入用紙と見本があります。
それをいただいて空いていたので
その場で記入。
近寄ると職員さんが
「新規ですか?更新ですか?」と声をかけてくださり
事前に準備した写真と本人確認資料を
預かってくれます。
その間に用紙を記入
収入証紙を購入。
(自動販売機が市役所1階中央にあります)
少し待って(5分弱)
「カードできましたよ~」
手続完了。
火曜日の昼前だったからか
30分もかからずに完成。
早かった…
あっという間に
「ちょっとお得」を手に入れました♪
島民割引が使えるところ
やはり大きいのは
「航空運賃」
ちなみにこの石垣市の
「沖縄県離島住民割引運賃カード」では
・石垣~那覇
・石垣~宮古島
・石垣~与那国島
この便が対象となります。
そして離島への移動手段として
離島ターミナルから出航の船
があります。
これも割引があるのか…?
と思っていましたが、調べたところ
離島間の船の乗船割引は
「竹富町の」離島住民割引カードを持っている方
要は
竹富町に住民票があったり
竹富町出身の学生の方が
この竹富町の「沖縄県離島住民割引運賃カード」
の発行、使用が可能になるという事です。
どれくらい割引になるの?
石垣市のカードにはわざわざ
・石垣~東京
・石垣~関西
・石垣~福岡
「この便に割引はありません!」と
記載をしているのですが
JALのHPには
離島割引として料金表が出ています。
LCLのソラシドエアは
沖縄(那覇)~石垣で
10,000~15,000円お得に。
ANAは「アイきっぷ」という
北海道や沖縄などの離島割引があり
料金表一覧で確認できます。
石垣~沖縄は
変更可能な航空券と「アイきっぷ」だと
半額以下で片道搭乗できるようです…
凄い。
ちなみに竹富町の方が利用している
住民割引による離島間の船の割引は
石垣~竹富:片道/880円
往復/1,700円(一般)
石垣~竹富町:片道/460円
往復/740円(割引)
※大人1名分の料金
といった形になります。
それ以外の割引運賃はこちらから。
元々の料金からすると
かなりお得になっているのがわかると思います。
背景としては
竹富町から石垣島に通勤、通学で
通っている方が多いのではないか
と思われます。
島民割引の背景
石垣島、竹富島、波照間島など
各島で飛行機や船の料金がお得になる
「沖縄県離島住民割引運賃カード」
この背景として、沖縄県が取り組んでいる
「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」
があります。
この事業により
船賃→JR在来線並み
航空運賃→新幹線並み
のコストで島民が利用できるよう
コントロールしているのだとか。
結果として
船賃は約3割から最大7割
航空運賃は約4割の運賃低減
これらを実現しているそうです。
食品、生活用品も
石油の価格高騰などにより
価格が上がってきている現地では
こういった対応はとてもありがたい。
ただ、中々帰省ができないのが悲しいところです…
他にもあるよ、島民割引
市町村では主に運賃をメインとした
「島民割引」がありますが
民間でも、「沖縄県民」を中心とした
現地の施設などで「島民割引が受けられる」
特典がいくつかあります。
石垣市観光交流協会では
「八重山人割引」として
石垣島や西表島、小浜島など
各ホテルや施設、アクティビティの特典を
「八重山人割引キャンペーン協力店一覧表」
にまとめてあり、確認する事できます。
他にも「楽天トラベル」など旅行サイトで
「沖縄県民割」をうたったホテルなどもあり
石垣島でちょっと繁華街から
遠くに滞在されている方で
・今日は飲む気満々!ゆっくりして次の日帰る
(自分を見ているよう…笑)
・次の日早く動くので近くに泊まっていたい
など、色んなニーズに合わせて
プランを組めるようになっています。
現地で勤務したり
ご飯を食べに行ったり
色々と満喫はさせてもらってはいますが
逆にしなくなったのが
「泊りがけでの遊び」
「島」という範囲だと
だいたい日帰りで
行って帰ることができるところが
ほとんど。
今回こういった
「島民割引」を知ることで
「島民」として
色んな所に行ってみよう!
そんな気持ちにさせてくれました。
現地人なりに、楽しむぞ!
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