沖縄の商店について~買い物、食事も

移住

内地にはない「商店」

商店。
「商品を売っている店」ですが
最近インターネットで見かける「商店」は
「久世福商店」や「富澤商店」など
色んな雑貨、食材を売っている店。

場所は変わって
こちらでは島内に点在している
いわゆる「地元密着コンビニ」。

こちらでは一つの区域にいくつかの商店があり
そこで売られているものとしては
・カップ麺、缶詰などの食品
・洗剤などの日用品
・お弁当、お惣菜
都心部ではこんな店舗はほとんど見られませんが
ここ石垣島には一定の区域の中に
いくつかの商店があります。
もちろん
コンビニエンスストア、スーパーもあるけれど
商店の面白い所は
「名物がある」
「こんなものが?と思うものが売っている」

ところ。
そして「雰囲気に味がある」ところ。

商店の面白さ

私の商店デビューは
白保の「マエザト商店」。
短期滞在していた所の近所にあり
周辺を散歩している時に見つけました。
扉は閉まっていて
「開いてるの?閉まってるの?」
と思うくらい、中がちょっと薄暗い…
でも、勇気を振り絞って
「えいやっ!」と中に入ってみました。

中は比較的広くて
醤油みりんなどの調味料
カップ麺、小麦粉に加えて
「おお!」と私の目を引いたのは
魚の刺身。
しかもちょっとカラフルなもの。
値段も手ごろだったので
買って食べてみたところ
歯ごたえもあり、旨味もあって
「美味しい…!」

後ほど聞いた話によると
購入した「ミーバイの刺身」は
鮮度が良くないと刺身にできないとの事。
どうやって仕入れているのかな?
と思っていると
「そういえば…!」
商店の横は「民宿まえさと」
民宿を経営されているという事は
民宿で食べるものも仕入れを
されているのでは。
そういった料理などに使うものを
仕入れるルートがあるのであれば
美味しいものも手にはいりやすいのかな。
と、色々想像していました。

あと、ここの入り口の看板に
「イノシシ刺身」
「シカ刺身」
「ヤギ刺身」
など、地元ではまず見ない
ラインナップがずらり。
トライこそしていませんが
いつかの楽しみに。

ちなみに島人のかたに聞いたところ
ここは「じゅーしー」が美味しいとの事。
これもまた、次の楽しみに。

商店の名物「オニササ」

石垣島のちょっと知られたB級グルメ
「オニササ」
おにぎり+ささみフライ
かと思いますが
ビニル袋を手袋代わりにして
ふりかけご飯のおにぎりと
ささみフライを入れて
ペタッと押して合体させ
お好みのソース(とんかつ、マヨネーズなど)
かけて食す。
地元の中高生のおやつだったもの
なんだそうです。
今では色んな観光雑誌や
SNSで紹介され
発祥の地「知念商店」は
「元祖オニササの店」と
看板を上げているくらいです。

私は元祖ではなく
他のお店のオニササを食べようと
向かったのですが
ちょうどその時は台風シーズンで
ささみフライが「品切れ」でした…
ただ、そのお店のもう一つの名物
「フライドチキン」はありました!
フライドチキンとおにぎり。
当初は「オニササとフライドチキン」
この予定だったのですが
ささみフライがなくなってよかった…
と、思うくらい
フライドチキンがボリュームあって
美味しかったです。
フライドチキンは衣違いで3種類あって
(素揚げ、小麦粉、パン粉)
色々食感を楽しめそうでした。
こちらのお店は
イートイン席があったので
中でのんびりと食べさせていただいて
実は台風の中で延泊を食らっていたのですが
ちょっとほっこりした時間を
過ごす事が出来ました。

こうして来たお店は
「とろぴかるはうす」
後で調べると「フライドチキン」が
有名なお店でした。

お惣菜、お弁当も「商店」で

今まで紹介してきたのは
軽食、刺身などの単品もの。
商店ではたくさんの
お弁当やお惣菜が置いてあり
お昼や夕方になると
商店の前に車で乗りつけた近所の方が
さっと入って色々購入して
また車で出ていく。
「車社会」である島ならではの光景。
そして、何かを買うついでに
お店の人とちょっと会話して
去っていく。
さすがの地元密着。

私はまだまだ通いの「商店」は
見つけることはできていませんが
車で移動ができるようになったら
色んな地域の商店に行って
「自分のお気に入り」を見つける

そんな事をやってみたいなあと思います。

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