石垣島の師走

クリスマス＜お正月
師走の台所・スーパー
街の中の師走の雰囲気
年越し蕎麦は「八重山そば！」

クリスマス＜お正月

これを書いている12月も年越し。
半袖を着て、窓は換気も兼ねて開けて。
過ごしよい気候の中で
去年の年越しを思うと信じられない…

師走の中
今まで本州の本気すぎる
「クリスマス攻撃」を過ごしてきたせいか

こちらのクリスマスは「地味」に思えます。
※ディスっているわけではありません。
スーパーのディスプレイは本州とそこまで変わらず
パン屋さんの紙袋には「キラキラ星」が
可愛らしいかったりはします。
何が違うのか。

クリスマスのイルミネーションがない…

東京では
「丸の内クリスマス」や東京ミッドタウンなど
関西では
神戸ルミナリエ、大阪・光の饗宴

クリスマスが近くなると
ネオンがキラキラの明るい夜を
思い浮かべますが

こちら石垣島の「夜の明かり」は
繁華街・美崎町のお店の明かりや
所々にある
コンビニ・ファミリーマートの明かり。
「暗い」と思われるかもしれませんが

この暗さが
「満天の星空」の一番の照明効果。

これが石垣島ならではかもしれませんね。

師走の台所・スーパー

今回師走と言えばの行事は
「クリスマス」と「正月」。

クリスマスは
スーパーにケーキが並び
チキンがお惣菜コーナーに並んで
そこに色んな人が
入れ替わり立ち代わり
購入をしている印象でした。

クリスマスの外観的なものは
本州とは違って
ツリーなどの飾りはそこまでありませんでした。
仕事でバタバタしていたのもありますが
「あ、クリスマス終わってた」
と、正に駆け抜けたクリスマス。

ただ、本州とそこまで変わらないのは
師走の中でもクリスマス後の年越し間際。
スーパーには「しめ縄」がどっさり。

さて沖縄のおせち料理はどんなもんか…
とディスプレイを見ていると
「ねじりこんにゃく」「きざみ昆布」など
普段の沖縄料理に使うような食材が並んでいたのですが
正直
そこまでお正月料理の雰囲気はない
という印象でした。

本州のスーパーは
「黒豆」「数の子」「煮干し」など
お正月食材が多くあったのですが
こちらはどちらかというと
皆で集まってパーティー料理を食べる
ような印象で
他の方の買い物かごを何気に覗くと
・寿司詰め合わせ
・オードブル盛り合わせ
・すき焼きや焼き肉用のお肉
など、普段と変わらない食材が多かったです。

その要因としては
旅行で来ている県外の方も多いから
というのもあるかと思います。

沖縄のおせち料理はあるかな～と思い
検索すると
沖縄の宮廷料理
めでたい席の料理
などが、お正月の料理として出されているとか。
確かにお正月は「ハレ」の料理ですね。
※ハレ→冠婚葬祭や年中行事の特別な日

街の中の師走の雰囲気

結論からすると

びっくりするほど普通

です。

私がこちらに来て
何かしらの期待を寄せすぎたのでしょうか…

後は
気温が高いので
師走の「寒い中のバタバタした雰囲気」
がない。

大晦日も
スーパーはにぎわっていましたが
半袖のワンピースを着たご婦人が
白いビニル袋をぶら下げて
サクサク歩いているのが
「あ、南国だ」と思ってしまいました。

そして
「南国さ」を感じたのが
年越しの花火。

なんでも
ANAインターコンチネンタル石垣で
毎年カウントダウンの花火があがっているのだとか。
こちらのホテルは
「満室御礼で花火を上げる」
事もやっているらしく
そういったイベント感が
以前仕事で行った
アジア諸国、欧米諸国に似ているなと。
ちなみに
欧米諸国は年越しの際は
そこかしこで「打ち上げ花火」が上がります。
そこから
ボヤが起きるくらい
周辺が一度に電灯をつけるくらい
明るい感じになります。

今回年越しで上がった花火は
日本らしく
1分ほどの短い時間でしたが
近くの年越しで起きていたであろう
子供たちが
「たまや～！」ならぬ
「メリークリスマス！」
と歓声を上げていたのが
なんとまあ、可愛らしい
ほっこりした気持ちになりました♪